自律神経を安定させる元気な過ごし方~梅雨・梅雨明け編~

2018年07月6日

梅雨明けが発表されましたが、まだまだジメジメした毎日で過ごしにくさを感じる方もいるかもしれませんね(*_*;

実は、梅雨〜梅雨明けのこの時期はとっても体調を崩しやすい気候なのです。梅雨の間ずっと体調不良が続いてしまうことも。。。

そうならない為にも、日々の生活の中にしっかりとした梅雨の健康対策が大切になります。

梅雨の気候の変化は、体に様々な不調をもたらします。

例えば、代表的なものでは自律神経の乱れです。

気温や湿度のばらつきによって自律神経の乱れが引き起こされ、体のだるさや、頭痛、腹痛といった症状が現れます。

温度差の激しさから、冷えや肩こりの症状が出たり、風邪をひきやすくなったりします。

それと、梅雨と言えば湿気ですね。

梅雨時は湿度が高くなり、その結果普段よりも体内の水分が出ていきにくくなり、体のむくみの原因になってしまいます。

梅雨の体調不良から夏バテに繋がってしまわないよう、少しの意識を持つことで解消していきましょう!

体力低下やだるさを感じる時には「ビタミンB群」を摂取する!

ビタミンB1は、糖質を分解してエネルギーに変える役割を果たすことから『疲労回復ビタミン』『ストレスビタミン』とも呼ばれるほど、疲労やストレスに対して絶大な効果を発揮します。

ビタミンB1を多く含む食材には、玄米・発芽米・全粒粉パンなど胚芽つきのもの、豚もも肉、豚ロース肉、紅鮭などがあります。

ビタミンB2は、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるときに必要なビタミン。ビタミンB1とともに、エネルギーを得て疲労回復するには欠かせない栄養素なのです!

ビタミンB2を多く含む食材には、魚介類、牛乳乳製品、卵などの動物性食品が挙げられます。

納豆や緑黄色野菜、キノコ類にも比較的多く含まれています。

☆機能が低下する梅雨の時期には「体を温めるもの」を積極的に取り入れることがおすすめ!

体を温める食材として、ねぎ、しょうが、とうがらしなど、薬味やスパイスとして活躍してるものです。

これらは血行を促進して体を温めることに優れている上、発汗作用もあるので体内の水分も排出してくれます。
また、体を温める食材は、色が赤・黒・オレンジのものが多いです。

ごぼう、人参、レンコンなどの根菜、卵、赤身肉、チーズ、魚介類があてはまります。

反対に、トマト、キュウリ、ナス、スイカなど夏に旬を迎える食材。

これらは体を冷やす性質があります。

だからと言って「食べてはいけない」というわけではありません。

加熱や調理の工夫次第で体を冷やす性質がなくなったりするので、そのまま食べずにお料理の中に入れてみて下さい!

たんぱく質の摂取!

たんぱく質の不足は免疫力の低下にもつながり、梅雨時期の体調不良からの夏バテの負のスパイラルに入ってしまうので、注意が必要です。

暑さで体力を消耗し内臓も弱りがちなので、消化吸収力に優れたお魚を中心に、たんぱく質をしっかりと選ぶようにするとよいでしょう。

快適な睡眠環境づくり

心地よい睡眠のためには、睡眠環境を整えることが非常に大切です。

快眠のために最適とされる環境は「気温26度以下」「湿度50〜60%」。

梅雨の時期特有の寝苦しさは、夏の暑さとゆうに80%を超える湿度の高さが関係しています。

冷房で室温を26度前後に保つと寝やすくなります。

つけっぱなしにすると体を冷やしてしまう原因にもなるので、タイマー機能を使って可動時間を調節することも大切です。
また、湿気の多さは寝具にも影響をもたらすので、ここでも対処が必要です。

布団が湿った状態になると、ダニやカビが発生しやすくなり、寝つきが悪くなる等睡眠の質を下げる原因となります。

梅雨の時期でも晴れる日はあるので、その時にはできるだけ布団を干して日光にあててあげましょう。

なかなか外に干せるチャンスがなければ、窓を開けて換気をしたりエアコンで調整したりして、寝室の除湿をしておくとも大切です。

適度な運動

水分や老廃物が体に溜まってしまうと、むくみや食欲不振などの体調不良につながります。

適度な運動をすることで水分や老廃物が排出されやすくなります。ストレッチと筋トレなど簡単なもので良いので、毎日の中に少しでも取り入れてみて下さい。

以上のことに気を付けて、この時期を乗り切り元気な状態で夏を迎えれると嬉しいですね(^^♪

今日も最後までご覧いただきありがとうございます(^-^)

それではまたお会いしましょう♪