膝の痛みが改善した患者様の声
2017年11月6日
『もっと早く来院していれば…』
永年の膝の痛みで、ずっと整形外科で治療を受けていた患者さんです。
主な症状は、
- しゃがめない
- 歩くときにびっこをひいてしまい、杖なしでは歩けない
- イスから立ち上がり、歩こうとすると痛くて足が前に出ない
- 両足のふくらはぎがつる
- 朝起きると膝が痛くて歩けない
このような状態で、どんどん悪化してきていました。
当時、整形外科で受けていた治療は、
- 痛み止めの薬
- 湿布
- 注射
- リハビリ
でした。
長年にわたり、整形外科で上記の治療を受けていましたが、改善されずに痛みがひどくなるばかりでした。
そこで、『この痛みはどうにかならないのでしょうか…?』と整形外科の先生に相談をしたところ、
『ある程度の年齢だから仕方ないです。どうしても痛いなら手術をしましょうか?』と言われてしまいました。
できるだけ手術をしたくないと考えていたこの患者さんは、悩んでいた時に知人の方の紹介で当院を知ってくださいました。
次に、この患者さんが知人の方の紹介で当院に来ることになり、治療を開始していき改善に至った、その道のりをお話ししますね。
まず、一番のポイントは、
【なぜ、この痛みが出ているのか?】
を突き止めることです。
膝の痛みの原因として、よく言われることは、
- 軟骨がすり減っているから
- 膝の筋肉が弱いから
- 太ったから
- 運動不足
このような事がよく言われていますね。
膝の痛みでお悩みのあなたも言われたことがあるのではないかと思います。
では、これらの原因に行う治療とはどんなものがあるでしょうか?
- 痛み止めの薬
- 湿布
- 注射
- リハビリ
このような治療が考えられるでしょう。
この治療方法、、、気づいている方もいるかもしれませんが、実は今日ご紹介している患者さんが受けてきた治療と全く一緒なんです。
その結果はどうだったでしょうか?
先ほどもお伝えしたように、うまく改善できずに悪化していってしまったんですね(>_<)
ここで、注意があります。
私が言いたいのは、これらの治療方法自体を否定しているわけではありません。
それぞれ、きちんとした症状に合わせて使えば効果はしっかり出るものですからね!
では、この患者さんは具体的にどこに問題があり膝の痛みが出ていたのか?
結論からいいますと、【歩き方】に問題がありました。
どのような歩き方かというと、足の裏や股関節を全く使わない膝にものすごく負担のかかる歩き方になっていました(>_<)
このような歩き方をしていると、いくら痛み止めの薬や湿布で痛みを抑えても、また痛くなりますよね?
この歩き方を改善するために、足の裏の筋肉を使えるようにするトレーニングや股関節の筋肉を動かしやすくする治療・トレーニングを行いました。
その次には、実際の歩き方の指導になります。
当院の診療室は、歩き方をチェックできるスペースがあるほどの広い作りになっていますので、歩き方の指導を行っています。
歩き方を改善することで、膝に負担のかからない歩き方ができるようになり、初めて上記の色んな治療が生きてくるのです。
このようにして、今回の患者さんの膝の痛みは改善していきました(^^♪
今では、杖をつかなくても歩けるようになり、電車に乗ってお出かけまでしていますよ(*^_^*)
今回のブログが、膝の痛みでお悩みのあなたの為になると嬉しいです。
今日も最後までご覧いただきありがとうございます(^-^)
それではまたお会いしましょう♪