ぽっこりお腹の原因は『腹直筋離開』かも?
2019年12月5日
- 産後骨盤矯正を受けても、ぽっこりお腹・ぶよぶよお腹だけが戻らない…
- ダイエットして体重は戻ってるけど、体型が全然戻ってない…
- 太ももが太くなったまま、下半身太りがいつまでも戻らない
- 以前に比べて姿勢が悪くなり、肩こり・腰痛がひどくなった…
- 食べる量は変わらないのに年々、太っていく…
出産経験のある方で(30年以上経過していても!)、このようなお悩みがあるとしたら、それは『腹直筋離開』が原因の可能性があります。
『腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)』
聞いたことがない方がほとんどかもしれませんので、まずは腹直筋離開について説明させて頂きますね。
腹直筋離開とは?
こちらの画像を見ていただくとわかりやすいかと思いますが、妊娠してお腹が大きくなることで、左右にある①腹直筋が離れてしまう状態のことを言います。
出産を終えると、離れた左右の腹直筋は徐々に中心に戻って行くのですが、完全に戻りきらずに離れたままの状態になっている方が多くいます。
その結果、②お腹に溝ができてしまうのです。
クレール整体院にお越しになる産後ママさん達も、個人差はあるもののほとんどの方が腹直筋離開を起こしています。
このように腹直筋離開の状態でいると、
当然お腹に力が入らないので、ぶよぶよ柔らかいお腹になってしまいます。
また、胃腸などの内臓を抑え込んでいる筋肉ですので、内臓を抑えられずにぽっこりと前に出てしまうのです。
これは、トレーニングをしていけば少しづつでも戻っていくのですが、何も対処をしないでいると、出産してから20年30年経っていても、そのまま腹直筋離開を起こしている方がほとんどなのです!!
『いつかこのお腹は戻るでしょー…』と思っていると、気づいたときには大変なことに。。。
また、私は産後ずいぶん経っているから関係ない…と思っているあなたも、腹直筋離開を起こしている可能性がありますよー(汗)
特に、姿勢が悪くなった、腰痛・膝の痛みがある、お腹がポッコリ出ている場合は、ここを改善する必要があるかもしれません。
腹直筋離開の検査方法
では、自分のお腹が腹直筋離開を起こしているかどうかを判断するための検査方法をお伝えしますね。
検査方法
- 上を向いて寝る(膝は立てた状態)
- おへそに合わせて縦に指を3〜4本差し込む
- 腹筋運動のように少しだけ体を起こす(背中が浮く程度)
この際に、
- 指がお腹の中に入っていく感覚
- お腹に溝や空洞ができている感覚
がありましたら腹直筋離開の可能性が高いです。
腹直筋離開の改善方法
では、最後に腹直筋離開の改善方法についてお伝えさせて頂きますね。
呼吸を使ったトレーニングが基本になります。
腹直筋離開のトレーニングは、10個くらいステップを踏んでいくのですが、ここではまず、最初のステップをお伝えしていきますね(^ ^)
呼吸トレーニング
- 上を向いて寝る(膝は立てた状態)
- 鼻から息を吸って、お腹を膨らませる ※5秒かけて
- 口から息をフーッと吐いて、お腹を引っ込める ※10秒かけて(思い切りやらずに、軽い力で)
再度、②&③を行い、この呼吸を繰り返します。
ポイントは、お腹を引っ込める際に、思い切りやらずに、軽い力で引っ込めることです!
ぽっこりお腹を解消しようと、思い切りお腹を引っ込めてしまう方がいますが、その力の入れ方ですと狙いたい筋肉に刺激がいかずに、頑張ったけど効果が出ない…
なんてことになりますので、お気をつけ下さい!
絶対にやってはいけない腹筋運動
ぽっこりお腹をなんとかしようと、自分なりに腹筋運動をしている方もいますが、腹直筋離開を起こしている人が、絶対にやってはいけない腹筋運動がありますので、ご紹介させて頂きます。
それは、よく見かけるこちらの腹筋運動です×
この運動をこのままやってしまうと、腹直筋離開が余計にひどくなってしまう可能性がありますので、やめておきましょう!
いかがでしたでしょうか?
腹直筋離開は、出産経験のある方は誰でもなり得る可能性がありますので、ぜひチェックしてみて下さいね(^ ^)
- 自分が腹直筋離開を起こしているかどうか知りたい
- もっとトレーニングを教えて欲しい!
という方は、直接クレール整骨院までご連絡下さい(^ ^)
LINEにて、『腹直筋離開(ふくちょくきんりかい)について知りたいです』とメッセージをお願い致します。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!