肩こりのまちがった常識 その③〜姿勢を良くしないと?

2017年07月29日

姿勢を良くしないと?

肩こりのまちがった常識その③は、肩こりは姿勢を良くしないと治らない…ということです。

肩こりを治すには、背筋を伸ばして姿勢に気を付けて生活しなさい!という話をよく耳にしたり、テレビでお医者さんが言ってたりしますよね。

そして、当院に来られる肩こりでお悩みの患者さんも、多くの方が自分は姿勢が悪いから、意識して姿勢を良くしないと治らないと思う…と言っています。

また、姿勢を良くしようと猫背にならないように、背筋を伸ばして頑張ってるんです!と言う方もいらっしゃいます。

残念ながら、これは全てまちがった常識なんです…(>_<)

それはなぜか?ということを説明していきますね。

まず、姿勢を良くしようと背筋を伸ばして頑張ることは、とても素晴らしいと思います。

自分の体を変えようと意識をもつことはとても大事なことですから。

ですが、その頑張った姿勢はいつまで続けられますか?

1時間?30分?10分?

おそらく、その状態をキープすることは5分でもきついのではないでしょうか?

『頑張る』、ということは多少なりとも『無理をする』、ということです。

では、あなたはその無理をいつまで続けられますか?

今後、ずっと続けていくことはできますか?

それはつらいですよね…

良い姿勢を頑張ってキープしていることで、段々と鍛えられ姿勢が良くなっていき肩こりも改善されればいいと思いますが、私はそのような人を見たことがありません(+_+)

ここで1つ、姿勢について大事なことをお伝えします。

とても大事なことなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

それは、

姿勢とは、意識して頑張って作れるものではない。

自分の筋肉と体の使い方のクセがあなたの姿勢を作っている。

ということです。

姿勢が良くて肩こりが無い人は、その姿勢を意識して作ってはいません。

無意識でその姿勢を取っているのです。

ですので、姿勢を良くして肩こりを改善するには、無意識で良い姿勢を取れる体を作る必要があるのです!

あなたも今日から姿勢を良くしようと頑張らなくてもいいんですよ(^^♪

こちらの動画もご覧ください(^^♪